ピロリ菌の一次除菌は失敗。二次除菌の7日目に血便が出た50代の実録【結果は除菌成功】

体を直す

「除菌、できてませんでした」

病院でその一言を聞いたとき、正直ちょっとガクッときました。

1週間きっちり薬を飲んで、大好きなお酒も我慢して。「これで胃のリスクが一つ減るぞ」と思っていた矢先の、まさかの失敗でした。

この記事は、3か月前に「これから二次除菌に挑戦します」と書いたまま止まっていたものです。結果が出たので、最後まで書き足しました。

結論から書きます。二次除菌で、除菌は成功しました。ただし、そこまでが平坦ではありませんでした。7日目の朝に、血便が出たんです。

一次除菌のときは副作用がまったく無かったので、完全に油断していました。同じように不安を抱えている方に向けて、正直に書きます。

そもそも、なぜピロリ菌の検査をしたのか

きっかけは、大腸ポリープの検査でした。

大腸カメラを受けた際に、ついでに胃の状態も調べてもらったところ、ピロリ菌が見つかりました。

そのときの話はこちらに書きました。
→ 50歳の健康診断で大腸ポリープが4つ見つかった話【早めに受けてよかった】

ピロリ菌は、放っておくと胃がんのリスクを上げると言われている細菌です。50代という年齢もあって、「これは早めに片付けておこう」と除菌に踏み切りました。

一次除菌——山場は「お酒」だった

ピロリ菌の除菌に使った薬のシート

除菌は、1週間分の薬をきっちり飲み続けるだけ。…と聞くと簡単そうですが、僕にとっての山場はお酒でした。

除菌中はお酒NG。これがね…正直、一番辛かったです(笑)。

無理やりやめて、炭酸水でしのぎました。「1週間だけ」と自分に言い聞かせて乗り切りましたが、晩の炭酸水はなんとも物足りない。

それでも、「この1週間さえ頑張れば終わる」と思えば乗り切れました。そして、副作用はまったくありませんでした。これが後で効いてきます。

そして結果は——陽性。一次除菌、失敗

検査の日。尿素呼気試験という、袋に息を吹き込むだけの簡単な検査を受けました。

結果は、陽性。

つまり、あれだけ頑張ったのにピロリ菌はまだ僕の胃に残っていた、ということです。

正直、ちょっと凹みました。「あの禁酒はなんだったんだ」って。

でも、調べてみたら「失敗は珍しくない」らしい

ピロリ菌の除菌についてのイメージ画像

家に帰って落ち込みながら調べてみると、こんなことが分かりました。

・1回目の除菌(一次除菌)で成功する人は、だいたい7〜8割
・つまり、2〜3割は失敗する——僕みたいなケースは決して珍しくない
・失敗しても、薬を変えて2回目(二次除菌)に挑戦できる
・二次除菌まで含めると、ほとんどの人が最終的に除菌できる

これを知って、少し気がラクになりました。「失敗=終わり」じゃない。まだ次があるんです。

※あくまで僕個人の体験と調べた範囲の話です。正確なことは必ず主治医に確認してくださいね。


ここからが本題。二次除菌をやりました(6月)

ここから先が、3か月ぶりの続きです。

二次除菌をやったのは、2026年の6月でした。薬を変えて、また1週間です。

渡されたのは「ボノピオンパック」というセットの薬でした。1日2回(朝・夕)、7日間続けて服用。朝はピンク色の側、夜は水色の側、と色で分けてあります。

ピロリ菌の二次除菌で処方されたボノピオンパック。朝はピンク色、夕は水色に分かれている
二次除菌で処方された「ボノピオンパック」。1日2回・7日間。

1回分の中身は3種類。タケキャブ20が1錠、アモキシシリン250が3カプセル、フラジール250が1錠。これを朝と晩、7日間で合計14回分です。

一次除菌のときは別の薬でしたが、そちらは名前を控えていませんでした。またお酒を我慢する1週間が始まります。

そして6日目まで、何も起きませんでした。

一次除菌のときも副作用ゼロでしたし、今回も6日間なんともない。「もう終わったようなもんだな」と思っていました。正直、副作用のことは頭から消えていました。

7日目の朝、日曜日。急に来た

最終日、7日目の朝。いつも通り薬を飲みました。

そのあと、急に来ました。順番はこうです。

まず、お腹に違和感。
次に、吐き気。
そして、下痢。
そのあと、血便。

血が出たときは、さすがに慌てました。

しかも、よりによって日曜日です。かかりつけの病院は休み。

残り1回分を、飲むか飲まないか

問題は、薬がまだ1回分(7日目の夜の分)残っていたことでした。

飲みきらないと除菌が失敗するかもしれない。でも、血が出ている状態でこのまま飲んでいいのか分からない。

AIに聞いてみたら「すぐに確認したほうがいい」という答えでした。でも、確認する先が休みなんです。

市の相談窓口にも電話しました。返ってきたのは、「担当ではないのでお答えできません」。薬を飲み続けていいかどうかは、薬を出した薬局か、担当の先生でないと答えられないとのことでした。

その二つが、どちらも休みなんです。

窓口が無いのではなく、答えられる人につながらない。どうすればいいのか、分からなくなってしまいました。

悩んだ末、その夜の1回分は飲みませんでした。血が出ているのに飲み続けるのが、どうしても怖かったからです。

翌朝、受診して言われたのは「飲んでほしかった」

翌日の月曜。朝はいつも通り仕事に行き、病院が開く時間になってから受診しました。

先生に、全部話しました。7日目の朝から急に吐き気と下痢が来たこと。血便が出て怖かったこと。日曜で相談先が無かったこと。だから最後の1回を飲まなかったこと。

返ってきたのは、一言でした。

「飲んでほしかった」

そして「残りもすぐ飲んでください」と。

正直、愕然としました。

医学的にはそれが正しいんだと思います。飲みきることが大事なのは、素人の僕にも分かります。でも、つらい気持ちに少しだけ寄り添ってほしかったな、というのが本音です(笑)

家に帰って、すぐに残りの1回分を飲みました。

症状のほうは、2日目には収まりました。

先に聞いておけばよかった、たった一つのこと

今回いちばん反省しているのは、これです。

「副作用が出たら、薬は飲み続けるんですか?やめるんですか?」を、始める前に聞いておけばよかった。

一次除菌で副作用がゼロだったので、そんなことは起きないと思い込んでいました。だから何も聞かずに始めてしまった。

あの日曜日、もし「こういう症状が出ても飲み続けてください」と先に言われていれば、僕はあんなに悩まずに済んだし、病院で愕然とすることもなかったはずです。

これから除菌をやる方は、薬をもらうときに「どんな症状が出たらどうすればいいか」「休みの日はどこに連絡すればいいか」を一言聞いておくといいと思います。1分で終わる質問です。

費用はどれくらいかかったか

お金の話も書いておきます。

二次除菌のときにかかったのは、薬と診察で6,000円くらいでした。健康保険が使えます。

ただ、領収書をきちんと取っておかなかったので正確な金額ではありません。「そのくらいだった」という記憶の数字です。2か月後の呼気検査は、これとは別にかかりました(こちらも金額を控えていません)。

二次除菌の薬は、上に写真を載せたボノピオンパックです。一次除菌の薬のほうは名前を控えていませんでした。これから除菌する方は、薬のシートを1枚撮っておくといいと思います。あとで振り返るときに役に立ちます。

2か月後の呼気検査、そして「陰性」

薬を飲み終わってから、2か月あけて、また尿素呼気試験を受けました。袋に息を吹き込むだけの、あの検査です。

結果が出るまで、さらに2週間。

そして——陰性。除菌成功です。

ホッとしました。血便が出た日に最後の1回を飲まなかったので、「あれで失敗していたらどうしよう」とずっと引っかかっていたんです。それも含めて、終わりました。

一次除菌の失敗から数えると、ずいぶん長い道のりでした。でも、胃がんのリスクを一つ減らせたと思えば、やってよかったです。

同じ50代のあなたへ

もしこの記事を「ピロリ菌 除菌 失敗」で見つけて読んでくれているなら——大丈夫、あなただけじゃないです。

僕も一次で失敗して、二次では血便まで出て、最後の1回を飲めずに落ち込みました。それでも、結果は成功でした。

失敗してもガッカリしすぎず、二次除菌に進んでみてください。

ただし、ひとつだけ。

これは僕ひとりに起きたことで、症状の出方も、そのときの正解も、人によって違います。同じような症状が出たときは、この記事を読んで「様子を見よう」とは考えないでください。自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

ただ、僕が実際にぶつかった壁も正直に書いておきます。日曜日でも、救急の相談窓口はあります。でも「この薬を飲み続けていいかどうか」という判断は、薬を出した薬局か、担当の先生でないと答えられないという返事でした。その二つがどちらも休みだったので、結局どうすればいいのか分からなくなってしまった——これが日曜日に起きたことです。

まとめ

・大腸ポリープの検査のついでにピロリ菌が見つかった
・一次除菌(1週間・禁酒)は失敗。副作用はゼロだった
・2〜3割は失敗するらしく、珍しくないことが分かった
・二次除菌はボノピオンパック(タケキャブ20/アモキシシリン250/フラジール250)を朝晩2回×7日間。6日目まで何もなかった
・7日目の朝に、違和感→吐き気→下痢→血便。日曜で相談先が無かった
・悩んだ末、最後の1回を飲まなかった
・翌日受診したら「飲んでほしかった」の一言。すぐ残りを飲んだ
・症状は2日目に収まった
・費用は薬と診察で約6,000円(呼気検査は別)
・2か月後に呼気検査、その2週間後に陰性=除菌成功
・教訓:始める前に「副作用が出たらどうするか」を聞いておく

※この記事は僕個人の体験談です。医学的なアドバイスではありません。治療の判断は必ず主治医にご相談ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました